「DURESTA for MATTHEW WILLIAMSON」日本初上陸

マシュー・ウィリアムソン2016年10月19日(水)IDC OTSUKA銀座本店1階にて開催された「DURESTA for MATTHEW WILLIAMSON」内覧会・プレゼンテーションに行ってきました。

マシュー・ウィリアムソン氏はエミリオ・プッチのクリエイティブディレクターとして注目を集めたデザイナー。斬新で繊細な色使いが彼の特徴。

デュレスタ社は職人の丁寧な手作業で、多くのセレブリティに愛用される格式ある家具を作り続けてきたイギリスの名門家具ブランド。

色彩の魔術師と呼ばれるマシュー氏が伝統あるデュレスタ社とコラボレートし、
ファッションとファニチャーが見事に結びついた、今までにない魅惑の世界観を持った家具コレクションを初めて発表しました。

MATTHEW WILLIAMSONMATTHEW WILLIAMSON

海外では、大塚家具が初めてギャラリーを開設し、取り扱いを開始。発表会では、マシュー氏が来日し、Q&A形式で彼自身について語ってくれました。

Q1.クリエイティビティのもとにあるものは?
1970年代後半のまだ小さかった頃、母から受けた影響が一番。

Q2.美学・美的感覚はどのようにして構築された?
まずは正統派ブリティッシュ・イングリッシュ。
のちに、そこにグローバルテイストが加わった。

Q3.自身がデザインを学んだセントマーチンズとは?
母国語である英語を学びに、オックスフォードに行くようなもの。
デザインを学ぶには最高の学び舎だった。
そこに集う学生たちは、非常にクリエイティブで、競争心があり、野心的だった。
僕は多くのことをそこで学んだ。

Q4.インスピレーションはどこから?
日々の生活から。
今日本に滞在中だが、時差の関係で朝早く目が覚めてしまった。
散歩に行き、今朝は池で泳ぐ魚からも着想を得た。

Q5.ファッションと家具、携わるうえでの違いは?
違いはたくさんあるが、まず期間や時間枠が違う。
ファッションは短く、家具は長い。
家具はその分クリエイティブな時間を長く過ごせたので幸せだった。

Q6.幸せな時、辛い時とは?
幸せな時は、クリエイティブな仕事をしている時。
辛い時は、雑用が多くて、クリエイティブなプロセスに時間をかけられない時。

Q7.今日からデザインの仕事に就く若者がいたとしたら、どのようなアドバイスがある?
僕からは4つのアドバイスをしたい。
1. 常に情熱的であれ。
2. 自分を信じ、自らの力を信じよ。自分が信じられないものは他人には勧められない。
3. デザインだけでは仕事にならない。いくつものタスクに慣れていくことも大切だ。
4. チャレンジしていくこと。決して難しいことではない。

最後に、彼の言葉で非常に印象深かった言葉を紹介します。
「僕にとっては、モノクロは怖く、カラフルが落ち着く」

華やかな色使いでありながら、何か森の中にいるような深みがあるコレクション。
ぜひギャラリーに足を運んで、マシュー・ウィリアムソンの世界を体感してみてください。

 

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常設ギャラリー

2016.10.29(土)オープン
IDC OTSUKA 有明、新宿、横浜みなとみらいショールーム