桜の季節も過ぎ、新緑のまぶしい季節となってきました。 インテリアファブリックの業界でも春夏コレクション発表のこの時期、美しい彩りの生地が目を楽しませてくれます。

3月15日に開催された「DESIGNERS GUILD 2018 春夏コレクション」。
「シークレットガーデン」をテーマに、ブルーやサフランカラーを多く取り入れた花・鳥・蝶の柄は デザイナーズギルドらしいコレクション。本当に花の香りがしてきそうな優しい色・素材が春夏にピッタリです。
他にもジオメトリック柄や、新たに加わったジョン・デリアンのヴィンテージ調コレクション、ラクロワの新作も ひねりのあるインテリアにおすすめです。

4月5日に開催された「Christian Fischbacher （FISBA） New Collection 2018」では、初の壁紙コレクションが発表されました。これまでにファブリックで発表されていた柄だけでなく、新作の柄も含め全7柄。

来年200周年を迎えるフィスバ。毎年2回発表されるコレクションは、ワンシーズンのためだけのデザインではなく常に過去に積み上げてデザインされていると、デザイナーのカミラさんが仰っていました。

これまでのコレクションにも日本にインスピレーションを得たものが多くありましたが
今シーズンのメインを飾る色とりどりの花と鳥の柄はその名も「コトリ」。
ファブリック、壁紙、ベッドリネンと揃えて華やかにコーディネートされていました。
他にも着物の柄をモチーフにしたものなど、フィスバならではの華やかで美しい生地にため息が出ました。

生地の素材感は写真ではなかなか伝わりにくく、直接見て触れることでその良さがわかります。
気候のよいこの季節に、ぜひカーテンショールムへ足を運んでみてはいかがでしょうか？