町田ひろ子が手がけた特別養護老人ホームが2016年3月末にオープン

最大の特徴が木造建築。この木造は木の燃えやすいといった欠点をカバーし、耐火性能を加えた日本初の耐火木造4階建て。どうしてもコンクリート造は冷たいイメージが強く、やはり日本人には永く住み慣れた木造住宅の要望は高い。
デザインは日本の住宅の暮らし方とし「施設」というイメージを排除したいと施主の強い要望で、靴を脱いで家にあがるという生活スタイルを尊重している。ここは住まいとその家族という発想で、居住者が小グループに分かれるユニット式のグループ介護。共同生活を通して、家庭のように一緒に違和感なく暮らせるよう配慮した。
また、色彩心理を取り入れたインテリアを活用し施設色はもちろん、住宅のインテリアの色彩以上におもてなしとしての観点から、料亭、旅館などのようなインテリア色彩を積極的に取り入れている。

 物件概要

物件名称:特別養護老人ホーム「らんまん鶴見」 2016年3月竣工
居室数:48室
敷地:932.23㎡

・全体コンセプト&コンサルティング
・外観&ファザードデザイン
・トータルインテリアコーディネート

らんまん鶴見らんまん鶴見
耐火木造4階建て特別養護老人ホーム住宅をイメージした外観
らんまん鶴見らんまん鶴見
エレベーター前のインテリアフレームは
各階色違いでフロアを認識できる
各階を視覚的に認識できる
インテリアフレーム
らんまん鶴見らんまん鶴見
住宅の玄関をイメージした瓦の庇瓦の庇
らんまん鶴見らんまん鶴見
明るく暖かい雰囲気の共同生活室エントランスから見える中庭は
ベンチを置いてくつろぎのスペースに
らんまん鶴見らんまん鶴見
畳床で和の雰囲気のある居室壁面のプランターは季節ごとに
花の入れ替えができる
らんまん鶴見
耐火木造4階建て特別養護老人ホーム
らんまん鶴見
住宅をイメージした外観
らんまん鶴見
エレベーター前のインテリアフレームは
各階色違いでフロアを認識できる
らんまん鶴見
各階を視覚的に認識できる
インテリアフレーム
らんまん鶴見
住宅の玄関をイメージした瓦の庇
らんまん鶴見
瓦の庇
らんまん鶴見
明るく暖かい雰囲気の共同生活室
らんまん鶴見
エントランスから見える中庭は
ベンチを置いてくつろぎのスペースに
らんまん鶴見
畳床で和の雰囲気のある居室
らんまん鶴見
壁面のプランターは季節ごとに
花の入れ替えができる

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