台湾在住のお客様から、帰国時にお使いになるお住まいのトータルコーディネーションをご依頼いただき、内装リフォームから家具設置までを行いました。

インテリアは、洗練された「ホテルライク」なイメージの中に、穏やかなオリエンタルテイストを味わえる空間。

LDKのカラースキームは、ウォームグレー＋マッシュルームホワイト＋マロンブラウンを基調に、ブリックレッドをアクセントに。白ベースのインテリアにうまく調和しています。

大きな窓が横長に広がったリビングは、眺望も良く、広々としてとても気持ちの良い空間ですが、ソファとテレビボードの配置には悩みました。

考えた解決案は、リビングの納戸を取り壊し、飾り棚とテレビボードをオーダーメイドで設置するというもの。非対称的にデザインにした理由は、ソファから見やすいように、テレビを右側に寄せたかったからです。左側の一隅は、観葉植物のちょうど良い飾り場所になりました。

リビング家具は、「線」を意識しながらのセレクト。ソファのフレーム、センターテーブルのデザイン、造作家具に取り入れたリブパネル、ラグの模様、エコカラットのパターン等、ディテールからほどよくリンクさせています。

明るい木目をベースにローズピンク・グレイッシュブルー・イエローを取り入れ、可愛らしくナチュラルな仕上がりに。

ベッド横に敷いたラグが、しっとりふっくらした肌触りと愛嬌ある佇まいで、お嬢様の足元をお迎えします。

ショーケースチェストは、お洒落好きの見せ場です。
壁にはお月様を連想させるラウンドミラーを掛けました。お嬢様の成長に合わせてミラーの高さも調整可能です。