元麻布 時を結ぶ間(ときをむすぶま)

─ 伝統と現代、過去と未来をつなぐ空間 ─

伝統と現代、過去と未来をつなぐ空間

静けさと品格を湛える、元麻布のセカンドハウス
中国ご出身のお客様より、和の美意識を感じられる空間づくりのご依頼を受け、東京・元麻布のマンションを、伝統とモダンが響き合う住まいへとコーディネートしました。

インテリアコーディネート 元麻布

本事例は、和の美意識とモダンデザインを融合させた、静けさと品格を兼ね備えた住空間。
住まう方の美意識や暮らしのリズムに寄り添いながら、侘び寂びの精神と洗練された現代性が調和する空間づくりを行いました。

コンセプトカラーは、柔らかな白を基調に、やさしく静かな木目を合わせ、アクセントとして金・銀のニュアンスをほんの少し。空間に彩りを添えるのは、歌川広重の「隅田川遊楽図」や竹内栖鳳の「早鴬」などの日本画や浮世絵。花器には茶花をしつらえ、華美にならず、自然の気配とともに季節をそっと取り込むしつらえを大切にしています。全体として「間」と「余白」を尊び、素材の静けさや光の陰影を活かした、心の奥に染み入るような住まいを実現しました。

リビング インテリアコーディネート

Living & Dining
集いと寛ぎが交差する、静謐な広がり

リビング・ダイニング空間には、大きく広がる変形ソファを設えました。
ゆったりと寛ぎながらも、自然と視線が交わるレイアウトにより、集う人々の心が通い合うような設計となっています。
ソファの張地は、淡い白を基調に、ほんのりと光沢を持つ金糸が織り込まれており、繊細で上品な空間を演出。決して華美ではなく、
落ち着きと上品さを兼ね備えた雰囲気を醸し出しています。
TVボードは、黒の木目に銀箔が施された扉を採用し、空間全体の格を引き上げるアクセントに。

ダイニングテーブルには、無垢のオーク材を使用。​オーク材は、耐久性が高く、美しい木目と経年変化による色合いの深まりが特徴です 。​
温かな手触り感と素朴さの中に、本物の良さが加わり、日々の食卓に豊かな時間をもたらします。​

ダイニング インテリアコーディネート日本画や浮世絵伝統とモダン

Living & Dining
集いと寛ぎが交差する、静謐な広がり

リビング インテリアコーディネート

ビング・ダイニング空間には、大きく広がる変形ソファを設えました。
ゆったりと寛ぎながらも、自然と視線が交わるレイアウトにより、集う人々の心が通い合うような設計となっています。
ソファの張地は、淡い白を基調に、ほんのりと光沢を持つ金糸が織り込まれており、繊細で上品な空間を演出。決して華美ではなく、
落ち着きと上品さを兼ね備えた雰囲気を醸し出しています。
TVボードは、黒の木目に銀箔が施された扉を採用し、空間全体の格を引き上げるアクセントに。

ダイニングテーブルには、無垢のオーク材を使用。​オーク材は、耐久性が高く、美しい木目と経年変化による色合いの深まりが特徴です 。​
温かな手触り感と素朴さの中に、本物の良さが加わり、日々の食卓に豊かな時間をもたらします。​

ダイニング インテリアコーディネート

ゲストルーム 壁画紅梅を思わせる深紅のベルベット素材のラウンジチェア

Guest Room|墨梅が香る、もてなしの間

ゲストルームは、お迎えする人を柔らかく包みこむ静かな空間。
壁面には、墨で描かれた梅の木のアクセントクロスを配し、しなやかで上品な和の気配を漂わせます。
その一角に、紅梅を思わせる深紅のベルベット素材のラウンジチェアを一脚添えて、空間に静かで洗練された緊張感を演出。
柔らかな光の演出とともに、泊まる方の心を静かに整えるような、和のもてなしを形にしました。

Guest Room
墨梅が香る、もてなしの間

墨で描かれた梅の木のアクセントクロス

紅梅を思わせる深紅のベルベット素材のラウンジチェア

Master Bedroom|静けさに整う、心の奥の“間”

主寝室は、視覚的にも感覚的にも「静寂」をテーマに構成。
床には温もりある木の表情を、ベッドや家具にはナチュラルウッドを採用し、空間全体にやさしいリズムが広がります。
足元から灯る間接照明が、砂紋のように床に陰影を生み、夜の静けさをさらに深める演出に。
ヘッドボード脇のランプは、和の行灯を思わせる佇まいで、穏やかな眠りへのプロローグを紡ぎます。
壁面には水墨画と和の掛け軸を配し、シンプルでありながら詩的な情緒を湛えた空間に。
季節の茶花、丁寧に剪定された盆栽──装飾を削ぎ落とした分だけ、住まい手の感性を静かに受け止める余白が生まれます。
一日の終わりに心を還す場として、まるで一幅の絵に身を預けるような、眠るための美意識が整えた“間”のデザインです。

ベッドルーム インテリアコーディネート壁面には水墨画と和の掛け軸
ナチュラルウッド

Master Bedroom
静けさに整う、心の奥の“間”

主寝室は、視覚的にも感覚的にも「静寂」をテーマに構成。
床には温もりある木の表情を、ベッドや家具にはナチュラルウッドを採用し、空間全体にやさしいリズムが広がります。
足元から灯る間接照明が、砂紋のように床に陰影を生み、夜の静けさをさらに深める演出に。
ヘッドボード脇のランプは、和の行灯を思わせる佇まいで、穏やかな眠りへのプロローグを紡ぎます。
壁面には水墨画と和の掛け軸を配し、シンプルでありながら詩的な情緒を湛えた空間に。
季節の茶花、丁寧に剪定された盆栽──装飾を削ぎ落とした分だけ、住まい手の感性を静かに受け止める余白が生まれます。
一日の終わりに心を還す場として、まるで一幅の絵に身を預けるような、眠るための美意識が整えた“間”のデザインです。

主寝室 インテリアコーディネート

ナチュラルウッド

壁面には水墨画と和の掛け軸

空間全体のデザインポイント

和美のアートと現代のミニマルさの融合
伝統絵画と現代素材のバランスをとり、過度な装飾を排した洗練された佇まいに。

余白の活かし方と素材感の強調
家具や照明、壁面の配置には「間」を意識し、光と影が織りなす表情を大切に。

侘び寂び×機能性の同居
美意識だけでなく、収納や生活動線、照明計画に至るまで快適性を徹底。

担当コーディネーターより

この空間には、「日本の美を、暮らしの中で自然に感じられる場所をつくりたい」というお施主様の想いが込められています。
美術品や素材の選定、色彩のバランス、光の取り入れ方に至るまで、ひとつひとつの要素が物語を紡ぐような空間に仕上げました。
私たちは、お客様の感性に丁寧に寄り添いながら、世界に一つだけの空間を共につくりあげていきます。

空間に“静けさと物語”を求めるあなたへ
「伝統を感じる上質な空間にしたい」
「心が落ち着く、洗練された住まいにしたい」
「感性や趣味、美意識をインテリアで表現したい」

そう感じたときは、ぜひ私たちにご相談ください。
空間の在り方から、家具・アート・照明の一つひとつまで、あなたの想いを“かたち”にいたします。